2023年10月13日

10月の例会は秋の気配漂う菅刈公園和館で

長月の例会は107日(土)7名の参加者を迎えて、赤トンボが

飛び交う菅刈公園で開催されました。

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    羽を休める赤トンボ     庭で見つけたドングリ                

床の間には、墨蹟研究や古文書などの調査保存につくした田山方南と

いう方の流麗な筆致のお軸がかけられ、色づき始めた岡虎の尾の葉と

白い桔梗の花が尺八の花入れに生けてあります。「秋冷」という季節

にぴったりのしつらいです。

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      「清風名月」

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       秋の風情が漂うお棗とお茶碗


堀先生から「清風名月」と書かれたお軸について説明を伺いました。

お軸の下のほうにさっと引かれた横線は月影を映し出す水面を表して

いるそうです。続いて堀先生のお薄のお点前を拝見しながら、お薄と

季節の和菓子を頂きました。

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        水指は白磁         銘「熟柿」       


10月で風炉の季節は終わります。名残の、風炉のお薄点前のお稽古

と、帛紗のたたみ方の基本を復習して散会となりました。


例会終了後、恒例となった有志による自主練習を行いました。今日

学んだお薄の点前と帛紗の扱いの復習をしました。

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           昼食後の語らいのひと時

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     お薄の点前の復習           帛紗の基本の復習


今後の例会は下記の通り開催されます。

11月4日(土) 目黒区立菅刈公園和館

1216日(土) 目黒区立菅刈公園和館

113日(土) 目黒区立菅刈公園和館


                   


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2023年09月16日

残暑厳しい9月9日 ― 涼やかな茶箱のお点前を拝見

9月の例会は9日(土)10時半から、7名の参加者を迎えて

目黒区立菅刈公園和館で開催されました。

                 

床の間には、江戸時代天保年間の頃の大徳寺の松月和尚(お茶

の世界では宙宝の名で知られているそうです)の「棒下無生忍」

のお軸が懸けられています。 「棒下」とは、座禅をしている時に

警策で叩かれる時に頭を垂れる状態のこと、「無生忍」とは、

無の境地に至って真理を認識すること、だそうです。

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9月にはいっても残暑が厳しい折、今日は堀先生が茶箱のお点前で

お薄を点ててくださいました。

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        内田宗寛作の美しい溜塗の茶箱 

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お点前を拝見しながら、お薄と長岡から届いた美味しい和菓子を

頂きました。

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 残暑を忘れる涼やかなお茶碗      今日は重陽の節句 


先生のお点前を拝見後、参加者の一人が茶箱の点前の稽古に

初挑戦しました。 今日はいつもより少し早めに散会。 午後は

有志が会場に残って自主練習をしました。 前半は風炉のお薄

の点前の稽古、後半は午前中のお稽古の記憶をたどりながら、

茶箱の点前のお稽古をしました。


10月の例会は107日(土)目黒区立菅刈公園和館で開催

されます。


                        

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2023年09月13日

水無月の例会 ー 眩しいほどに輝く菅刈公園の緑を眺めながら

令和56月茶道サークル「凛」定例会報告書


6月の例会は10日(土)10時半から、木々の緑が一層色濃く

なってきた目黒区立菅刈公園和館で開催されました。今日は

初参加の男性も交え9名が出席しました。

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床の間のお軸は、清水寺の大西良慶管主の「閑座煮茶(静かに

座って茶を沸かす)」です。このお軸を拝見して、千利休の歌

「茶の湯とはただ湯を沸かし茶を点てて呑むばかりなるもとを

知るべし」を思い出しました。不器用で帛紗その他の扱いが

苦手な筆者(世話に人)は、この歌をよりどころにお茶の稽古

を続けてきました。

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                神代杉の傘香合


旅箪笥という棚を使った、堀先生のお点前を拝見しながら

お薄と長岡から届いた涼やかな和菓子を頂きました。

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その後、堀先生から風炉のお点前を教えて頂くグループ

と、先輩から帛紗の扱い(たたみ方)を学ぶグループの二つ

に分かれてお稽古をしました。

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あっという間に散会の時間となり、例会終了後有志が会場に残り、

お互いに教え合いながら今日習ったお点前の復習をしました。

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茶道サークル「凛」についてのお問合せは

世話人の葦原美和子

ashihara@ryoma21.jp

宛てお願いいたします。                  

   

                  

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