2020年01月20日
初釜は格調高いお道具の取り合わせで
第91回定例会報告書
令和2年新春の例会は1月11日(土)冬の風情ただよう目黒区立
菅刈公園和館で開催され、二人の初参加の方を含め総勢14名が
参加しました。
始まる前の談笑のひととき
初春を寿ぐお道具は、たった14人で拝見するのは勿体ないほと贅沢
な取り合わせでした。
【床】
軸 「福寿」(加藤僖一[きいち]良寛研究家 新潟大学名誉教授)
香合 根太 (楽10代旦入)
花入れ 杵 (堀一考)
花 木瓜、藪柑子
香合の中には練香が三粒 楽10代の印
堀先生お手造りの花入れ
棚 小及台(真塗)
茶入れ 李朝繰口
水指 李朝染付
茶杓 伊佐幸琢(石州流伊佐派流祖)
水指が飾られた小及台 小及台の前に飾られた
お茶入れと萩焼のお茶碗
伊佐幸琢の茶杓 筒および箱(蓋裏)
堀先生が点ててくださるお濃茶を頂く前にお濃茶の復習です。頂き方、
飲み口の清め方の復習、そしてお運びの練習です。
お互いに教えあって 先生の説明を聞きながら
お運びの練習
長岡から届いた丹頂鶴をかたどった和菓子と堀先生が練ってくださっ
たお濃茶を美味しく頂きました。毎回先生のお点前を拝見できるのが
「凛」の例会の特色です。通常のお稽古場では経験できないことで
しょう。
李朝繰口茶入れ 萩焼七宝の蓋置
清楚で華やかな和菓子
続いて先生が宇治から取り寄せてくださったブレンドしてない抹茶を
水屋で交代で点て、その純粋なお薄の味を、お正月らしいおめでたい
お菓子とともに皆で賞味しました。
縁起の良いお干菓子
和やかに歓談しながらお薄をいただいているうちに終了時刻となり、
今年も一回一回の例会に一期一会の気持ちで臨み、お道具や共に集う
方たちとの出合いを大切にしたいという思いを新たに散会しました。
今後の予定は次の通りです。
3月21日(土) 目黒区立菅刈公園和館
4月18日(土) 目黒区立菅刈公園和館
茶道サークル「凛」に関するお問合せは、世話人の葦原美和子
(ashihara@ryoma21.jp)までお願いいたします。
posted by 凛 at 21:56
| Comment(0)
| 日記
|
|
2020年01月20日
初釜は贅沢なお道具の取り合わせで眼福をいただきました。
第91回定例会報告書
令和2年新春の例会は1月11日(土)冬の風情ただよう目黒区立
菅刈公園和館で開催され、二人の初参加の方を含め総勢14名が
参加しました。
始まる前のひとときの談笑
初春を寿ぐお道具は、たった14人で拝見するのは勿体ないほと贅沢
な取り合わせでした。
【床】
軸 「福寿」(加藤僖一[きいち]良寛研究家 新潟大学名誉教授)
香合 根太 (楽10代旦入)
花入れ 杵 (堀一考)
花 木瓜、藪柑子
香合の中には練香が三粒 楽10代の印
堀先生お手造りの花入れ
棚 小及台(真塗)
茶入れ 李朝繰口
水指 李朝染付
茶杓 伊佐孝琢(石州流伊佐派流祖)
間道の仕覆に入ったお茶入れ
堀先生が点ててくださるお濃茶を頂く前にお濃茶の復習です。頂き方、
飲み口の清め方の復習、そしてお運びの練習です。
お互いに教えあって 先生の説明を聞きながら
お運びの練習
長岡から届いた丹頂鶴をかたどった和菓子と堀先生が練ってくださっ
たお濃茶を美味しく頂きました。通常のお稽古場では先生のお点前を
毎回拝見することはできないでしょう。
李朝繰口茶入れ 萩焼七宝の蓋置
清楚で華やかな「丹頂」
続いて先生が宇治から取り寄せてくださったブレンドしてない抹茶を
水屋で交代で点て、その純粋なお薄の味を、お正月らしいおめでたい
お菓子とともに皆で賞味しました。
縁起の良いお干菓子
和やかに歓談しながらお薄をいただいているうちに終了時刻となり、
今年も一回一回の例会に一期一会の気持ちで臨み、お道具や共に集う
方たちとの出合いを大切にしたいという思いを新たに散会しました。
今後の予定は次の通りです。
3月21日(土) 目黒区立菅刈公園和館
4月18日(土) 目黒区立菅刈公園和館
茶道サークル「凛」に関するお問合せは、世話人の葦原美和子
(ashihara@ryoma21.jp)までお願いいたします。
posted by 凛 at 15:52
| Comment(0)
| 日記
|
|
2020年01月04日
令和元年最後の例会の後は国際色豊かな懇親会となりました
悠瓢庵で開催されました。マレーシア出身のゲストの方も含め10名
が参加しました。堀先生が袴姿で出迎えてくださり、二つのグループに
分かれてお茶室に入りお稽古が始まりました。令和を締めくくる今日の
「日々是好日」です。映画の題名としても知られるようになった「日々
是好日」は、毎日が良い日という意味ではなく、どのような日々であって
軸 「日々是好日」
香合 柚子
花入れ 備前
花 綿の実
花のように見える綿の実
茶器 金輪寺(蔦)
水指 李朝白磁
風炉先 薬師寺や唐招提寺のあぶみ瓦(軒丸瓦)拓本の屏風
蔦の木目が美しい茶器と
雪のように白い水指
ました。それぞれのお茶碗について解説をうかがい、全員で拝見し
合いました。最も印象的で誰もが興味深く拝見したのが、貫入のある、
形も色調も柔和な青磁の茶碗と、光の当たり方によって景色が変わる
たいひさん(玳皮盞)天目茶碗です。
頂きました。
くじで引いた番号順に好みの柄や色の帯揚げを選びました。男性もマフ
ラーに使えそうな柄を選び、ゲストの方々は早速オシャレに身にまとっ
て見せてくださいました。
散会となりました。
posted by 凛 at 23:27
| Comment(0)
| 日記
|
|