2019年11月24日

11月 ― 炉開きの季節になりました

89回定例会報告書


霜月の定例会は、1116日(土)目黒区立菅刈公園和館で、会津

若松から参加なさった方も含め11名の参加者を迎えて開催されまし

た。小春日和の菅刈公園の庭の木々は黄色く色づき始めていました。

その庭が見える茶室でお稽古が始まりました。

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11月は開炉の季節です。堀先生が炉開きの季節の風情溢れるしつらいを

整えてくださいました。お軸の意味は「一本筋が真っすぐに通っている」

というような意味と理解しました。ぶれないことの大切さを改めて教えら

れた思いがします。

【床】 

   軸   「萬里一条鉄(ばんりいちじょうのてつ)」 

     香合  「柚子」 

   花入れ 古銅 鶴首

   花   白玉椿 照葉(雪柳)

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 柚子をかたどった香合   楚々とした白玉椿 


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    信楽の茶入れ   節が切留近くにある虎竹の茶杓


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    丸卓(まるじょく)と佐渡真野焼の水指


炉開きは、いわばお茶のお正月です。最初にお濃茶の頂き方を復習してから、 

堀先生のお点前を拝見しながら一同お濃茶をおいしくいただきました。

今日 のお菓子は秋の色どり豊かな「吹き寄せ」です。

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         堀先生のお点前


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    拝見に出されたお茶入れ、お茶杓、お仕覆


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     風に吹き寄せられた美しい木の葉


続いて、堀先生と茶杓や棗、柄杓などの扱い方について割稽古をする

グループと、お互いに教え合いながらお点前の練習をするグループ

の二手に分かれてお稽古開始。

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和気あいあいとお稽古をしているうちに散会の時間となりました。


今後の予定は下記の通りです。

1221日(土)大宮の堀先生のご自宅マンションの茶室

111日(土) 目黒区立菅刈公園和館

2月の例会は休会となります。


茶道サークル「凛」に関するお問合せは、世話人の葦原美和子

(ashihara@ryoma21.jp)までお願いいたします。








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2019年09月01日

葉月の例会 茶室には初秋の気配がただよって

87回定例会報告書


葉月の例会は、824日(土)午後から大宮の堀先生のお宅で開催

されました。今回はしばらく療養中だったメンバーが復帰し、また

堀先生の大宮教場の方が参加してくださり、久しぶりに参加者は

10名になりました。


12時半に大宮駅で待ち合わせて、タクシー組と徒歩組に分かれて

堀先生のお宅に向かいました。チャイムを鳴らすと、涼し気な絽の

和服をお召しになった堀先生が迎えてくださいました。茶室には、

源氏物語絵巻に描かれているような御簾やすだれが涼し気にかけて

ありました。

           

お床に掛けられた、繊細な草書体で書かれた良寛の「一二三 いろは」

の色紙と、堀先生お手作りの「杵」の花入れに生けられた吾亦紅が茶室

に涼をもたらしています。またお床には珍しい茶筅も飾られています。

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猛暑日のお稽古にも拘わらず、お床の飾り、お道具の取り合わせ、

桔梗をかたどったお菓子などが、初秋の風が吹いているような雰

囲気を茶室にもたらしていました。


二組に分かれて、堀先生の茶箱のお点前を拝見しながら、お薄と

お菓子を美味しくいただきました。今日は、故堀浄親先生(堀

先生のお祖父様)が良寛の書「衆酔独醒」から引用してお写し

になった「独醒」の文字が金の漆で描き出された銘々皿でお菓子を

いただきました。「衆酔独醒」は、周囲の人は酒に酔っているが、

自分だけは醒めているという意味。転じて周囲の人は道徳を失って

いるが自分だけは正しく生きているというような意味だそうです。

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 鉄瓶がかけられた瓶掛け  堀山城十代 堀浄親作

               「独醒」の銘々皿

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 桔梗をかたどった和菓子  熱いお茶を美味しく頂く         


お茶の稽古終了後は、リビングで恒例の暑気払いの懇親会が始まりまし

た。高知のカツオのたたきをはじめ、持ち寄りのご馳走が並んだテーブ

ルを囲んで、まずはポルトガル産の美味しいワインで乾杯。

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大宮教場から二人の男性が参加なさったからでしょうか、話題は、

若冲がなぜあのような絵を描いたのかという話から、日本の伝統工芸

の継承問題や国際問題、そして人気テレビ番組の話など多岐にわたり

ました。美味しいワインを飲み、食べ、お喋りに花を咲かせました。

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今回もまた、あっという間に散会の時間となりました。


次回例会は921日(土)目黒区立菅刈公園で開催されます。詳細は

あらためてお知らせします。


茶道サークル「凛」に関するお問合せは、世話人の葦原美和子

(ashihara@ryoma21.jp)までお願いいたします。

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2019年07月31日

文月の例会は涼し気なしつらいの中で

86回茶道サークル「凛」文月の例会 


720日(土)目黒区立菅刈公園和館で文月の例会が開かれました。

参加者は7名でした。


雨降り続きのお陰で、庭園の木々の緑が色鮮やかでした。

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今年は梅雨明けが遅れていますが、今日は堀先生が文月の例会に

相応しく、夏らしいしつらいを整えてくださいました。涼しげな

お点前とお道具の数々で目を楽しませていただきました。


【床】

   軸   太田垣連月

       「もののふのやしまのうらのゆふしおにながれもあへぬ弓

        はりの月」


   香合  流水に菊の模様 (中村宗悦作)

   

   花入れ   絵唐津徳利(13代中里太郎右衛門作)

   花   ガマとハンゲショウ(半夏生)


  IMG_2457.jpg   IMG_20190720_093231_.jpg                                                   


太田垣連月の書は、写真に写らないほどの細い線で繊細に書かれて

いますが一種独特の力強さがあり、一度拝見したら忘れられない

個性的な筆跡です。


今日はいつもの風炉と釜に代わり、瓶掛けに銀瓶がかけられていて

暑苦しくないしつらいです。


【涼を呼ぶお道具の数々】


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  瓶かけと銀瓶  木目の美しい桑の茶器  

(銀瓶は故堀政五郎先生作) 駒澤利齋(千家十職)

  

 IMG_20190720_094544_.jpg  IMG_20190720_113515_.jpg                

金平糖の入った振出し 涼をさそうガラスの茶碗


今日は堀先生が略式盆点の点前でお茶を点ててくださいました。

暑い夏の時期は、軽々とお茶を点てることが涼しさを呼ぶおもてなし

になることを学びました。いつものようにお薄と向日葵をかたどっ

た長岡のお菓子と、振出しに入った金平糖を美味しくいただきました。


【略式盆点ての準備】


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  お点前の道具を飾った 帛紗をかけて瓶掛けの

   欅のお盆      前に飾ったお盆


先生のお点前を拝見してから、全員で盆点ての割稽古が始まりました。

お盆に掛ける帛紗の扱いの稽古は、器用な人とそうでない人の差が如実

に表れます。筆者(世話人)は後者の筆頭です。


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        お盆の帛紗を美しい

        所作ではずすところ


盆点ての割稽古が終わり、交代で点前座に座ってお茶を点てるお稽古

が始まりました。

          

 IMG_20190720_114259_.jpg IMG_20190720_111741_.jpg                              

  帛紗を畳んで   銀瓶のお湯を注いで

 お道具を清めます   お茶を点てます


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        美味しいお茶が

         点ちました


初体験の盆点てのお稽古が終わり散会となりました。今日は、外の

蒸し暑さを忘れて心鎮まる涼しいひとときを一同楽しく過ごすこと

ができました。


今後の予定は以下の通りです。

824日(土)大宮悠瓢庵(堀先生のご自宅)終了後暑気払いの懇親会

921日(土)目黒区立菅刈公園

1026日(土)目黒区立菅刈公園(予定)


詳細は改めてお知らせします。


茶道サークル「凛」についてのお問合せは、世話人の葦原美和子

ashihara@ryoma21.jp)までお願いします。




  

  


       

         

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