2024年07月23日
石州流盆石を拝見する機会を頂きました
7月21日(日)品川区立総合区民会館きゅりあんで「石州流盆石
の今」という講習会が開かれました。
石州流盆石九世家元大澤濤子先生のお話を、茶道サークル「凛」を
ご指導くださっている石州流野村派家元堀一孝先生と新Ryoma21
理事長豊島道子さんとご一緒に興味深く伺いました。会場には当日
会場で作成された盆石が飾られていました。(盆石を作成すること
を「景を打つ」というそうです。)
片桐石州により生み出された石州流盆石は茶席のしつらえとして
考案されたもので、脇床、待合、寄付などに飾られるそうです。
大澤濤子先生の盆石
「蓬莱山」
盆石の景(景色)のお手本も拝見しましたが、解説の後に実演を拝見
して、お手本通りに景を打つことが出来るようになるまでにはどれだ
けの修練を積まなければならないことかと思いました。
最初の説明で、室町時代に盆石は精神修養のために広まったと伺いました
が、器用さは勿論のこと、集中力を必要とする実演を拝見して、精神修養
のために広まったこと納得しました。
次第に「景」が完成していきます
間近に盆石を拝見する機会を頂いたこと感謝いたします。猛暑の中勇気
を出して参加してよかったと思います。
茶道サークル「凛」世話人
葦原美和子
posted by 凛 at 16:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 茶道サークル「凛」とは | |
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