2021年10月14日
久しぶりの例会は自主勉強会となりました
第96回定例会報告書
緊急事態宣が解除となり10月9日(土)目黒区立菅刈公園和館で半年ぶり
に茶道サークル「凛」の定例会が開催されました。久しぶりに眺める菅刈
公園の美しい庭のたたずまいに日常の雑事を忘れ清々しい気分になりまし
た。
今回は指導役の堀先生のご都合が悪くなり、7名の参加者持ち寄りの道具を
工夫して「自主勉強会」をしました。お軸は参加者のお茶の師である書道家
が書かれた和歌です。花入れは参加者の手作り、花はその庭に咲いた秋の花
です。
【床】
軸 短冊 新古今和歌集 秋の歌(中島浩子)
「桐の葉もふみわけがたくなりにけり必ず人をまつとなけれど」
香合 菊型(萩焼)
花入れ 信楽(赤土)(山岡かよ)
花 ホトトギス ミズヒキソウ
(帛紗は参加者の手作り)
(薄板は生け花用を代用)
「凛」は流派に関係なく誰でも参加して一服のお茶を楽しむことができる
茶道サークルです。今日は茶箱を使って、裏千家と大日本茶道学会のお点前
でお薄を点てました。茶箱用の瓶懸には銀瓶が懸けられ沈香のさわやかな香
りが漂っています。
手前にあるのは香火箸
最初は桐木地の茶箱を使ったお点前でお薄が点てられました。
金平糖の入った振出し
続いて真塗の茶箱を使った優雅なお点前でお薄が点てられました。
美しいお茶碗の袋
天平繍華文錦の古帛紗
(テンピョウシュウカモンキン)
堀先生がご手配くださった長岡大和屋の和菓子は、10月18日の栗名月
(あるいは芋名月)と呼ばれる十三夜にちなんだものです。今回はお月
さまとウサギを眺めるだけでお菓子は持ち帰りとしました。
「十三夜」
初めての自主勉強会はあっという間に終了時間になり散会となりました。
茶道サークル「凛」例会の申込みやお問合せは、世話人の葦原美和子
posted by 凛 at 20:15
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