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「2019年10月」の記事一覧
2019年10月01日
長月の例会 ー 初秋の風情漂う茶室に外国人のお客様も加わって
第88回定例会報告書
長月の例会は、9月21日(土)目黒区立菅刈公園和館で、日本駐在
のマレーシアの方とノルウエーの方、そして堀先生の大宮教場の方、
計3名の男性をお客様に迎えて開催しました。通常は女性の参加者の
ほうが多い「凛」ですが、今回は男性6名、女性5名と逆転しました。
お稽古が始まります
新たに発刊された『石州流野村派 点前指南書』が配られました。
自宅でお稽古の復習をする時に役立ちそうです。
美しい和綴じの指南書
今年の中秋の名月は9月13日でしたが、堀先生が「月」にちなんだ、
秋の風情に富んだお道具を取り合わせてくださいました。
【床】
軸 「清風名月」田山方南(1903-1980 古書籍関係の専門家)
香合 「柿」 故堀宗江(堀先生の母上)作
花入れ 竹一重切
花 ノコンギク ワレモコウ
堀先生の母上が佐渡でお作りになった香合
棚 日月棚
水指 李朝白磁
茶器 平棗 銘「龍田川」
主茶碗 朝鮮刷毛目
平棗と水指を飾った日月棚 蒔絵の紅葉が美しい平棗
朝鮮刷毛目の平茶碗(正面に三日月のような景色)
本日参加の外国人の方2名が「お運び」の作法を練習してから、堀先生
の薄茶のお点前が始まりました。お点前を拝見しながら、長岡から届い
たお菓子とお薄を美味しくいただきました。
お菓子の銘は「十三夜」
お菓子を運びます 正座してお菓子を勧めます
続いて堀先生がお茶碗の拝見の仕方や鑑賞のポイントについて
解説してくださいました。
次は先輩に教えてもらいながら点前座でお薄を点てるお稽古。
お互いに教え合うことも勉強になります。最後に全員で帛紗
の扱い方を復習してお稽古は終わりました。
今日は3名のお客様を迎えて、常にも増して充実した例会となり
ました。長年お稽古を続けている私たちが顔負けするほど、本日
参加なさった外国人の方々の所作が美しいことに一同感服しまし
た。最後に庭で記念撮影をしました。
今後の予定は下記の通りです。
10月は休会となります。
11月16日(土)目黒区立菅刈公園 和館(確定)
12月21日(土)大宮の堀先生のご自宅マンションの茶室
茶道サークル「凛」に関するお問合せは、世話人の葦原美和子
(ashihara@ryoma21.jp)までお願いいたします。
posted by 凛 at 20:48
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