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「2014年12月」の記事一覧
2014年12月04日
第39回定例会のご報告
第39回定例会のご報告
11月29日、朝から肌寒い小雨の中でスタート。
講師の堀先生から、荷物があるので運んで欲しいとの依頼があり、発砲スチロールで梱包された大小の荷物が数点あり、茶室に運搬。
参加者全員で、組み立てをして、出来あがったのが「立礼卓」
立礼卓とは、椅子と卓を用いて茶をたてる点前の道具で、堀先生が改良を加えた新立礼卓との事。
今日は、座ってのお点前やお運びの稽古ではなく、「立礼卓で行います」との言葉に、参加者からは驚きと緊張の雰囲気に包まれて、稽古がスタート。
お点前の時の姿勢・道具との距離・座り方等、初めてのことゆえ面食らうことばかりでしたが、4名がお点前をトライ。お運びも、立ったまま中腰で茶器を受け取り、その姿勢で、お客に配膳。
お客も、椅子席で茶器を受け、抹茶を味わう形のお稽古となりました。
そこは、講師の愛情にあふれた優しい指導で、立礼卓お点前を何とかクリアーし、
笑顔がこぼれて終了。
立礼卓によるお点前は、洋間のみならず和室にも合い、座ることの辛い人や海外の人達にも、茶道に親しんでもらうのには、非常に効果が期待できる茶道具であると感心。
本日の道具組は、次の通り。
<床の間>
・色紙「まあるい心で 無限の愛を」
先日、ご逝去された堀先生のご尊父 堀 政春様の画・賛
・花入 竹 一重切
・花 南京ハゼ 師人(もろびと)
<手前>
新・立礼卓
・釜 筒型肩鐘 堀山城十二代政晴 作
・水指 瀬戸 大脇差(おおわきさし) 佐々木畏二
・茶入 蔦 金輪寺 大蔵豊彦
・茶碗 主 萩茶碗 替 今千春
今後も、立礼卓によるお稽古をするとの話で、お稽古に変化が出そうである。
それにしても、雨や過去には雷・大雪に遭うことの多い茶会だこと。
以上
posted by 凛 at 11:52
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