2019年07月31日

文月の例会は涼し気なしつらいの中で

86回茶道サークル「凛」文月の例会 


720日(土)目黒区立菅刈公園和館で文月の例会が開かれました。

参加者は7名でした。


雨降り続きのお陰で、庭園の木々の緑が色鮮やかでした。

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今年は梅雨明けが遅れていますが、今日は堀先生が文月の例会に

相応しく、夏らしいしつらいを整えてくださいました。涼しげな

お点前とお道具の数々で目を楽しませていただきました。


【床】

   軸   太田垣連月

       「もののふのやしまのうらのゆふしおにながれもあへぬ弓

        はりの月」


   香合  流水に菊の模様 (中村宗悦作)

   

   花入れ   絵唐津徳利(13代中里太郎右衛門作)

   花   ガマとハンゲショウ(半夏生)


  IMG_2457.jpg   IMG_20190720_093231_.jpg                                                   


太田垣連月の書は、写真に写らないほどの細い線で繊細に書かれて

いますが一種独特の力強さがあり、一度拝見したら忘れられない

個性的な筆跡です。


今日はいつもの風炉と釜に代わり、瓶掛けに銀瓶がかけられていて

暑苦しくないしつらいです。


【涼を呼ぶお道具の数々】


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  瓶かけと銀瓶  木目の美しい桑の茶器  

(銀瓶は故堀政五郎先生作) 駒澤利齋(千家十職)

  

 IMG_20190720_094544_.jpg  IMG_20190720_113515_.jpg                

金平糖の入った振出し 涼をさそうガラスの茶碗


今日は堀先生が略式盆点の点前でお茶を点ててくださいました。

暑い夏の時期は、軽々とお茶を点てることが涼しさを呼ぶおもてなし

になることを学びました。いつものようにお薄と向日葵をかたどっ

た長岡のお菓子と、振出しに入った金平糖を美味しくいただきました。


【略式盆点ての準備】


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  お点前の道具を飾った 帛紗をかけて瓶掛けの

   欅のお盆      前に飾ったお盆


先生のお点前を拝見してから、全員で盆点ての割稽古が始まりました。

お盆に掛ける帛紗の扱いの稽古は、器用な人とそうでない人の差が如実

に表れます。筆者(世話人)は後者の筆頭です。


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        お盆の帛紗を美しい

        所作ではずすところ


盆点ての割稽古が終わり、交代で点前座に座ってお茶を点てるお稽古

が始まりました。

          

 IMG_20190720_114259_.jpg IMG_20190720_111741_.jpg                              

  帛紗を畳んで   銀瓶のお湯を注いで

 お道具を清めます   お茶を点てます


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        美味しいお茶が

         点ちました


初体験の盆点てのお稽古が終わり散会となりました。今日は、外の

蒸し暑さを忘れて心鎮まる涼しいひとときを一同楽しく過ごすこと

ができました。


今後の予定は以下の通りです。

824日(土)大宮悠瓢庵(堀先生のご自宅)終了後暑気払いの懇親会

921日(土)目黒区立菅刈公園

1026日(土)目黒区立菅刈公園(予定)


詳細は改めてお知らせします。


茶道サークル「凛」についてのお問合せは、世話人の葦原美和子

ashihara@ryoma21.jp)までお願いします。




  

  


       

         

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2019年06月16日

紫陽花が美しい菅刈公園で水無月の例会が開かれました

85回茶道サークル「凛」水無月の例会 


梅雨入りして雨模様の68日(土)に令和元年最初の月例会が

目黒区立菅刈公園和館で開催されました。今回は他の予定と重な

って欠席した人が多く、参加者は5名だけとなりました。

    

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            雨に濡れてひとしお美しい紫陽花


堀先生が令和元年水無月らしい室礼(しつらい)を整えてください

ました。


【床】

 軸 和顔愛語」両忘(りょうぼう)(あん)大木拙翁書

花入 瑞鳥を象った古銅の花入(堀 政晴 作)

花  小ぶりのガクアジサイが楚々と生けられました。

      

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    「和顔愛語」   故堀政晴先生作の花入

           

    P6081298.JPG      P6081300.JPG                             

                                 丸卓(まるじょく)に

               飾られた唐三彩の水指


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           堀先生作の木の葉に

           カタツムリの蓋置 


堀先生のお点前を拝見しながら、長岡から届いた美味しいお菓子と

お薄を頂きました。今日の和菓子「紫陽花」はお代わりを頂きたい

ほど格別の美味しさでした。


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               紫陽花きんとん


続いて、本日お持ちくださったお茶碗の特徴や由来について

堀先生が解説してくださいました。古の茶人たちの発想の豊かさ

に感服しました。

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白薩摩火計り手(ひばかり手)*  雨漏手(あまもりで)

 左縁に蟲喰(むしくい)**    模した茶碗***


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石川満作の亀甲文染付茶碗    令和」の茶碗


  *火計り

  器の土や釉薬は朝鮮のものを用いているが、焼成地が日本である

  もの、すなわち燃料(火)だけが日本であるという意味

**蟲喰

   磁器のふちに現れた小さな、釉(くすり)の剥落した跡を蟲喰と呼ぶ

***雨漏

  長年お茶を点てて使っている間に生じたシミを雨漏でできたシミに

  例えて、このような茶碗を雨漏と呼ぶ


今日は出席者が少なかったので、点前座でお薄を点てるところまで、

全員がじっくりとお点前のお稽古をしました。


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最後は皆で手分けしてお道具の片付けをして散会となりました。

片付けもお道具を大切に扱うことの大切さを学ぶ機会となります。


今後の予定は以下の通りです。


720日(土)目黒区立菅刈公園

824日(土)大宮悠瓢庵(堀先生のご自宅)

921日(土)目黒区立菅刈公園(予定)


詳細は改めてお知らせします。


茶道サークル「凛」についてのお問合せは、世話人の葦原美和子

ashihara@ryoma21.jp)までお願いします。



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2019年06月07日

若緑輝く新発田市清水園のお茶会に参加しました

518日(土)・19日(日)の二日間にわたって、全日本石州流

茶道協会の第30回大会が新潟県新発田市で開催されました。


茶道サークル「凛」のメンバーも、「凛」の活動を指導してくださ

っている石州流野村派家元堀一孝先生が主宰なさる一瓢会の一員と

して新発田茶会に参加しました。


518日(土)は、月岡温泉屈指の宿、白玉の湯 泉慶 で講演会

と懇親会が開かれました。


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             堀先生を囲んで記念写真


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          泉慶のロビー

    

懇親会は参加者200名を超える大宴会となり、初参加の「凛」の

メンバー10名は他の一瓢会の人たちと共に、少々緊張して席につ

きました。

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来賓の挨拶に続いて、日本各地から参加した石州流各会派のお国自

慢が始まりました。石州流野村派一瓢会の教場は、長岡、埼玉、東

京と広範囲にわたっているため、お国自慢に代わり、「凛」の山岡

かよさんが一瓢会を代表して、令和元年の新発田大会開催を寿ぎ

藤間流の「長生の舞」を格調高く舞いました。


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          挨拶をなさる堀先生


 P5181196.JPG  P5181189.JPG           

          長生の舞


他の会派のお国自慢は、土佐のよさこい節、仙台の楽天の応援歌

など、楽しい出し物が続いて私たちの緊張も次第にとけていき、

美味しいお料理と新潟のお酒を堪能しました。


晴天に恵まれた519日(日)は、新発田藩下屋敷であった清水園

で歓迎茶会が開かれました。池を囲んで、まぶしいほどに輝く新緑

の木立の間に茶室が点在していて、いつまでも眺めていたいと思う

ほどの美しさでした。


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新発田大会を主催された新発田翠濤会の方々のご案内でお濃茶席、

お薄席と入席して美味しいお茶とお菓子をいただきました。同じ

石州流でも帛紗の扱いその他の所作が異なる他の会派のお点前を

興味深く拝見したり、長い年月を経て今日まで伝えられてきた茶

道具の数々を手にとって拝見したり、貴重な体験となりました。


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お茶会終了後は清水園内の郷土資料館を駆け足で見学後、バスで割烹

志まやに移動して点心をいただきました。


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昼食後は列車の出発時間まで、新発田駅近くの酒蔵で新潟のお酒の

試飲を楽しんだり、酒蔵所有の美しい庭を拝見したりして、2日間

楽しい旅は終わとなりました。仕事その他の予定を調整して「凛」

のメンバーが10名も参加できたのは嬉しいことでした。


新発田の町はシャッター通りが目立ちましたがそれだけに町全体

が城下町らしい落ち着いたたたずまいを見せていました。茶の湯が

盛んだった城下町らしく、シャッター通りに近い和菓子屋さんが

どこも営業していたのが印象的でした。


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   城下町らしい落ち着きを見せる寺町通り

posted by 凛 at 21:30 | Comment(0) | ご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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